自分は不幸だと自分を自分で傷つけていた20代。
開運への扉は感謝の気持ちと自分を信じて、
努力を惜しまないことで開くと気づくのはまだ先のお話でした。
開運して幸せになるために気がついて欲しいこと
開運して幸せになりたい!と願う人はたくさんいらっしゃると思います。
私もその一人ですし、「幸せになりたい欲」はとどまることを知りません。
側から見ると、
「えっ?ともさんはもう十分では?いろんなものも持っているし、したいことしてるし。。」
と思う人もいらっしゃるかもしれません。
ですが、「欲」は活き活きと生きるための原動力になりますので、
私はこれからも持ち続けるつもりです。
また、
この言葉は、昔から よく言われてきたことですが、
「ともさんだからできたのよね、きっと」
この言葉を聞くたびに、私の胸は痛み、悲しい気持ちになってしまいます。
私自身、
過去にそういう妬みのような思いを持った時期があり、
その思いがよくわかるからこそ、
そういう気持ちがどれだけ無駄で
変容の足かせになっているか?
早く気づいてほしいと思います。
今の私があるのは、自分一人の力ではありません。
たくさんの人たちに助けてもらいましたし、
現に今も、私の人生にはたくさんの人たちが関わってくださっています。
しかし、運がよかったから、その人たちは湧き出てきたものでしょうか?
いいえ、違います。
もちろん、出会って関わってくださっている人たちへの感謝は忘れませんが、
私自身も、そうなるように試行錯誤しながら、
努力や工夫を続けてきた結果を見せてもらっているのだと思います。
不幸は人のせいと自分で自分を傷つけていた20代
私は20代の頃に約1000万円の借金を背負いました。
借金のほとんどは、亡き父の経営する小さな会社の
倒産を防ぐために手伝ったためです。
借金返済をきっかけに夜の仕事をすることになりました。
正直にいうと私は、その仕事が好きではなかったし、とても苦手でした。
敬虔なクリスチャンの家庭に生まれ、
幼稚園から中学校まではミッション系の私立学校で教育を受けた私にとって、
夜の仕事は屈辱的でありました。
だから、一気に「悲劇のヒロイン」に化し、
世界で一番不幸な私というマインドを作り上げたのでした。
その時の私は、
うまくいかないことをいつも父のせいにしていました。
今、振り返ると、自分のことは棚に上げて、他罰的でした。
他人のせいにしていれば、自分のマイナス部分を見なくていいからです。
父を責めることで、自分を守っていたつもりでいました。
実際には全く反対で、自分で自分を傷つけていたのですが。。。
出会いが変えた私の意識
ある時、
その頃の友人の言葉をきっかけに、私の人生は変わり始めます。
「もっと頭を使いなさい。いつまで好きでもない仕事を続けるわけ?」
かれこれ、20年前の出来事ですが、
彼女は、大きな病院の娘で、
本拠地以外に、東京にもリッチなマンションを持っているようないわゆる「お嬢様」でした。
いつも海外を飛び回り、その時の彼女はすでに、
エルメスのバーキンやケリーをはじめ、
ありとあらゆる海外ブランドもののお洋服やアクセサリーなどを手にし、
全ての幸せを手にしていたように見えました。
彼女との出会いは、福岡は中洲にあるビルのエレベーターの中でした。
私をみて、「そのお洋服可愛い」と言いました。
私は、とても華やかで日本人離れしたスタイルの女性に、
そんな言葉をかけてもらったことが嬉しくて、
舞い上がってしまったことが懐かしく思い出されます。
今、改めて振り返ると、その頃の私にとって、
彼女はメンターだったのかもしれませんね。
しかし、友人としてあまりに近い距離にいた彼女の言葉を
きちんと受け取れなかったこともたくさんありました。
前述した
「頭を使いなさい」と言われてから、悔しさから本をよく読むようになりました。
と言ってもエッセイのような簡単に読める類のものです。
そうは言っても
それまでの私は、「自分で考える」ことをせずに、すぐに何でも人に聞いていました。
だから、学習能力が低かったのです。
しかし、
本を読むようになると同時に、
お客様の話にもしっかり耳を傾けることができるようになっている自分がいました。
自分を成長させることが開運の早道なのです。
その頃からでしょうか。
嫌で嫌で仕方なかった仕事に対する思いに、良い変化が起こり始めました。
「どうせ同じことをやらなくてはならないのなら、もっとしっかり頑張ろう」
心からそう思えたのです。
自分で書くのも何ですが、それからの私の成長ぶりは目覚しかったように思います。
それまでの自分は「できない」という思い込みが当たり前だったのに、少しずつできるようになる。
それが楽しくてたまらなくなり、そうするうちに、それまでは見えなかったものが見えるようになってきたのです。
例えば、お客様が今、何を望んでいるか?とか、
それを察知して、行動するとものすごく喜ばれるので、楽しくて仕方がないのです。
褒められると嬉しくなります。
自分で自分を認められるようになるのです。
それが自分を信じることになるのですね。
「自信」とは、自分を信じることです。
自分を信じることが全てのスタートなのですよ。
ビューティー開運ライフは、まずは自分。
自分のアイデンティティを置き去りにすることなく、
自分を成長させることが大切だと忘れないでください。
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